1 業種
運送業
2 事案の概要
地域の運送業の企業様から、車両の損傷に対する損害賠償請求のご相談をいただきました。
具体的には、岩手県の某作業現場において、相手方会社の従業員が荷卸しの際にご相談企業様保有の車両に荷物を接触させ、車両を損傷させる事故が発生しました。
ご相談企業様は、事故後、相手方会社に対して車両修理費の賠償を請求し、相手方会社からは、支払に応じる旨の回答を得ていました。
しかし、相手方会社から一向に支払われることがなく、困り果てたご相談企業様は、顧問弁護士である当方にご相談に来られました。
3 当事務所の対応
当事務所の弁護士は、ご相談企業様に対し、代理人弁護士名で車両修理費の賠償を請求する旨の内容証明郵便を送付することを提案しました。
そして、ご相談企業様は、当事務所の弁護士に任せるとのことでしたので、当事務所の弁護士は、速やかに、相手方会社へ内容証明郵便を送付しました。
しばらくすると、相手方会社から当事務所の弁護士宛てに電話があり、車両修理費の支払を近日中に行う旨を回答してきました。
その後、数日の遅れがあったものの、相手方会社から、車両修理費の全額が指定の振込先口座宛てに振り込まれ、解決となりました。
4 対応のポイント
金銭の支払の問題は、企業・法人においてよくある法的トラブルです。
常日頃から相談できる顧問弁護士がいれば、弁護士名による請求対応に速やかに着手することが可能です。
弁護士名での請求対応によって、不誠実な相手方からスムーズな支払を受けることができるケースも多いです。
金銭の支払の問題でお困りの企業・法人様がいらっしゃいましたら、まずは当事務所にご相談ください。