1 業種
医療・福祉
2 事案の概要
顧問先の医療法人様で、従業員の一人に対する給料について、計算ミスによる一部支払漏れが発生していることが発覚しました。
当該従業員がこの問題を労働基準監督署に訴えたため、当該医療法人様は労働基準監督署への出頭・説明と資料の提出を求められたところ、当事務所に対応をご相談いただきました。
3 当事務所の対応
当事務所の弁護士は、当該医療法人様から事情をお聞きし、労働基準監督署への説明内容と提出する資料について、お打ち合わせさせていただきました。
そして、呼び出しの当日は、当事務所の弁護士が当該医療法人様の担当者に同行し、代理人として労働基準監督署へ出頭しました。
労働基準監督署では、当事務所の弁護士の同席のもと、当該医療法人様の担当者から、担当官に対し、あらかじめ用意した資料の提出と状況の説明が行われました。
その結果、担当官は、悪意のない計算ミスによる一部支払漏れであることを理解したようであり、支払漏れとなった金額を支払って報告するようにという是正勧告を交付して、労働基準監督署での面談はものの30分程度の短時間で終了しました。
その後、当該医療法人様において、支払漏れとなった金額の支払と、労働基準監督署への報告の処理が行われ、この問題は解決となりました。
4 対応のポイント
労働基準監督署(労基署)対応は、企業・法人としては不慣れなところが多く、不安をお持ちになることと存じます。
当事務所では、労基署対応についても、しっかりとサポートさせていただくことが可能です。
労基署対応についてお困りの企業・法人様がいらっしゃいましたら、まずは当事務所にご相談いただければと存じます。